2020年12月議会一般質問議会-渡邉雅人

1福祉施策

1.高齢者の居場所づくり事業について

 ア.進捗

 イ.第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画における展望

 ウ.居場所の定義

2視覚障がい者支援

1.視覚障がい者誘導用ブロックについて

 ア.設置

 イ.維持管理 福祉部長

3にぎわい創出

1.市内イベントの開催について

 

○議長(菊名裕議員) 通告第9、6番、渡邉雅人議員。
〔6番 渡邉雅人議員 登壇〕

◆6番(渡邉雅人議員) おはようございます。それでは通告に従いまして、順次質問をしてまいります。
初めに、高齢者の居場所づくり事業についてです。
平成30年3月定例会における私の一般質問におきまして、高齢者の居場所づくり事業について、当時の現状と今後の展望を高齢者の居場所づくりに力を入れて取り組んでおられる高松市の事例をご紹介しながらお伺いをさせていただきました。
その際のご答弁を振り返らせていただくと、まず、当時の現状としては地区サロンが28か所、認知症カフェが8か所、ふれあい・見守り拠点が2か所の計38か所が市内の高齢者の居場所として展開されているとのお話でございました。
そして、今後の展望としては、厚生労働省の地域支援事業実施要綱に記されている「介護予防に資する住民主体の通いの場は、週1回以上の開催を基本とし、開催か所数は人口1万人におおむね10か所を目標として、地域の実情に応じて定めるものとする」という内容に基づき、人口約14万人の本市では約140か所が必要となることを受け、すぐに実現というのは難しいものの、まずは本市の地域特性などを見極めながら参加者数を踏まえた整備について検討していくとのことでございました。
こうしたご答弁を受けて、私からは地区サロンを委託事業として行うだけではなく、高松市が行われていたように、個人団体を問わず広く市民に募集をし、手を挙げた開設希望者のかたには業務委託という形だけではなくて、最低限の助成金を出すという形も検討して高齢者の居場所をより増やしやすくしていく環境を構築することをご提案いたしました。
以上を踏まえて、今回は3点お伺いをしてまいります。
まず、アの進捗についてです。
前回の質問から2年近くがたちましたが、ご答弁でおっしゃられていた「本市の地域特性などを見極めながら参加者数を踏まえた整備について」の検討結果とその後の高齢者の居場所の整備状況をお聞かせください。
次に、イの第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画における展望についてです。
来年度から適用される第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画において、地域支援事業実施要綱に記されている目標に基づく、140か所という居場所の設置を実現していくためにどのような展望をお持ちであるのかお伺いいたします。
次に、ウの居場所の定義についてです。
前回のご答弁においては、本市における高齢者の居場所として、地区サロン、認知症カフェ、ふれあい・見守り拠点の3種を挙げていただきました。地域支援事業実施要綱の「介護予防に資する住民主体の通いの場」という記述を基に、本市の事業の中から介護予防に資すると判断なされたものがこの3種であろうかと思います。ただ、この「介護予防に資する」という言葉は、もっと広く捉えてもよいのではないかと感じております。
厚生労働省のホームページに掲載をされている「これからの介護予防」の中では、介護予防について「単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すものである」と記されております。
この中の「社会への参加を促す」、「QOLの向上を目指す」という点に着目をしたとき、介護予防、そしてそれに資する住民主体の通いの場である高齢者の居場所というのは、非常に広く定義をできるものであると思います。
例えば、私の知り得る範囲でも、地域の高齢者の方々が集まってカラオケ教室や健康麻雀などが定期的に開催をされており、こうしたものも高齢者の居場所として持続可能な活動ができるよう支援を行っていくことは非常に有意義な取組となり得ると考えますので、高齢者の居場所の定義についてご見解をお伺いいたします。
次に、視覚障がい者誘導用ブロックについてです。
一般的に点字ブロックと呼ばれることの多い視覚障がい者誘導用ブロックは、視覚障がい者の方々が足の裏の触感覚や白杖を通した手の触感覚、反射音の聴感覚を利用して、より正確な歩行位置と歩行方向を認識できるようになることを目的として設置がなされております。
また、視覚障がい者と一口に言っても、その中には全盲のかたと弱視のかたがおり、視覚障がい者のうち、弱視者の割合は約6割と言われております。弱視者の中には視覚障がい者誘導用ブロックの色と周辺路面との色の違いによって進行方向を認識している場合もあるため、視覚障がい者誘導用ブロックの色は一般的にはアスファルト舗装との対比効果が発揮でき、適切な誘導を図ることができることから黄色を基本とするとされております。
ただし、黄色いブロックを適用すると景観が損なわれるような歴史的景観地区や周辺景観との調和を重視する地区等においては、敷設面との輝度比や明度差が確保できる黄色以外の色も選択できるものとされております。
この視覚障がい者誘導用ブロックを大別すると、誘導対象施設の方向を案内するために、歩行者動線方向と線状突起方向が平行に敷設されている線状ブロックと、危険箇所及び曲がり角など注意を喚起する位置や誘導対象施設等の位置を案内するように敷設されている点状ブロック、そして視覚障がい者の転落を防止するために駅のホームに設置がなされている点状ブロックのホームの内側となる一辺に線状突起が敷設されている内包線付き点状ブロックの3種類がございます。
今回はこのうちの線状ブロックと点状ブロックについて2点お伺いいたします。
まず、アの設置についてです。
視覚障がい者誘導用ブロックの設置に関するガイドラインとして、道路の移動円滑化整備ガイドラインがございます。このガイドライン等を参考として各自治体が視覚障がい者の歩行が多い道路や公共交通機関の駅・停留所などと視覚障がい者の利用が多い公共施設、医療機関、福祉施設といった施設を結ぶ道路等に視覚障がい者誘導用ブロックの設置を計画的に進めておられます。
こうした状況を基に本市の現状を振り返ってみると、市内3駅の駅周辺や市役所を初めとした公共施設周辺への設置が一定なされているものの、例えば、パスポートセンターという公共機能を有する三郷中央におどりプラザ周辺では、施設の入り口部分及び最寄りとなる三郷中央駅からにおどり公園の入り口までは設置がなされているものの、そこからにおどりプラザへの動線となるにおどり公園内には設置がなされておりません。
また、早稲田図書館は施設入り口部分に設置がされているものの、最寄りのバス停留所から早稲田図書館までの動線に設置がなされていないなど、こうしたガイドライン等で求められている設置状況には至っていない場所が散見されます。
そこで、本市の視覚障がい者誘導用ブロックの設置状況に関して、今後、整備していかなければならないエリアの把握状況と今後の整備に関しての展望をお聞かせください。
次に、イの維持管理についてです。
先月末のことですが、三郷駅南口のニューデイズ付近に設置されている視覚障がい者誘導用ブロックの表面のシートが剥がれてしまっている状態となっておりました。発見後、すぐに建設部へと修繕の依頼を行い、即日ご対応いただいたことには感謝を申し上げますが、発見が遅れてしまった場合、視覚障がい者のかたの歩行に支障が出ることはもちろんのこと、健常者のかたも含めて、剥がれたシートで足を滑らせ転倒してしまう危険性があるといった状態が長期間続く可能性があったことには大きな懸念を感じております。
そうした事態を招かぬよう、設置済みの視覚障がい者誘導用ブロックについては、適切に点検、修繕を行っていく必要があり、埼玉県のホームページにおいても設置者へのお願いとして、経年劣化や通行による摩耗などによって破損等が発生している場所を放置することは非常に危険であり、定期的な点検を行うよう記されております。
今回、修繕いただいた場所については、設置者がJR東日本であるとのことでしたが、今後、こうした事態を招かぬよう、設置済みの視覚障がい者誘導用ブロックの維持管理に関してどのように行っていくお考えであるかお伺いをいたします。
最後に、市内イベントの開催についてです。
新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度は全国的に様々なイベントが中止されることとなりました。本市においても市民まつりやハロウィンフェスを初めとした多くのイベントが中止となっております。1つひとつのイベントに来場を楽しみにされていた方々、そして開催に向けて強い思いを持って尽力されていた関係者の皆様がいらっしゃる中で、こうした判断を下すことは非常に難しい面もあったかと思いますが、感染拡大防止の観点からこうした決断を下されたことに敬意を表します。
一方で、長期化する新型コロナウイルス禍においては、今後より一層、新型コロナウイルスの感染予防と社会・経済活動の両立、いわゆる「withコロナ」をいかに実現していくかが求められてまいります。
本市においてもそうした観点から、三郷市がんばろう企業応援事業補助金(新型コロナウイルス特例)や飲食クーポンの配布を初めとした様々な施策が行われておりますが、今回はにぎわい創出という視点から、市内におけるイベント開催について1点ご提案をさせていただきます。
先ほども申し上げたように、全国的に多くのイベントが中止となる中で、各自治体がコロナ禍におけるイベントの開催へ向けて知恵を絞り動き始めております。その中でも、宮城県仙台市や滋賀県近江八幡市などの一部自治体においては、国が業種別に策定した「イベント等における感染拡大防止ガイドライン」などを参考として、市が独自でイベント等の開催に関するガイドラインを作成し、感染防止対策を徹底した上で、少しでも多くのイベントを開催できるようにと環境を整え始めておられます。
ガイドラインの内容については、それぞれの市によって市主催イベントについて重点を置いたものや、民間主催で市が共催・後援を行うものにも言及をしているもの、民間主催のイベントについて重点を置いたものなど様々ございますが、共通する点としては、イベントを開催するに当たっての人数の上限や収容率を初めとした基準、また注意事項等を明確に示されております。
こうしたガイドラインは、イベントを開催する側がガイドラインを参考としてしっかりとした感染防止対策を施せるようになることはもちろんのこと、ガイドラインに基づき、イベントが開催されるということが周知をされていくことで、イベントに参加したいと思われている方々にとっての安心感、参加のしやすさへも寄与するものと思います。
そこで、本市としてもこうしたガイドラインを作成し、コロナ禍における新しいにぎわい創出の形を打ち出していくべきであると考えますが、ご見解をお聞かせください。
以上で1問目を終わります。

○議長(菊名裕議員) 渡邉雅人議員の質問に対する答弁を求めます。
妹尾安浩福祉部長。
〔妹尾安浩福祉部長 登壇〕

◎福祉部長(妹尾安浩) 渡邉議員のご質問に順次お答えいたします。
まず1、福祉施策の1、高齢者の居場所づくり事業についてのア、進捗でございますが、高齢者の居場所の現状といたしましては、市が委託する地区サロンは27か所、自主的に開催している地区サロンは13か所、認知症カフェは委託が7か所、自主開催が1か所の計8か所、ふれあい・見守り拠点は、直営及び委託でみさと団地内に2か所、介護予防を主な目的とした運動・体操教室は、自主開催4か所を含む計18か所、自主開催の食事会が2か所の計70か所となっているところでございます。
また、現状把握のために令和元年度に市内サロン参加者、運営者、支援者を対象に、三郷市サロン状況アンケート調査として、利用者の年齢や性別、地区サロン活動の内容や運営・効果、求めているものなど幅広い項目について調査を実施いたしました。
今後、アンケート結果を参考に、委託地区サロンの運営方法や体制の見直しを進めていく予定で、高齢化率の高い地域や地区サロンの設置の少ない地域を優先して居場所を拡大する方策について、渡邉議員にご提案をいただきました補助制度の導入も含めまして、引き続き検討しているところでございます。
次に、イ、第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画における展望についてでございますが、現在、策定作業中の第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画案につきましては、令和3年度から令和5年度までの3か年を期間とするもので、基本理念を「みんなでささえあいともに健康でくらせるまち~地域包括ケアシステムのさらなる推進~」として進めているところでございます。
計画案における基本目標の1つである健康で自立した生活の推進では、高齢者の社会参加と生きがいづくり、介護予防・健康づくりを進め、公共施設を拠点としたフレイル予防や認知症対策を取り入れた活動、スポーツやレクリエーション活動、生涯学習、文化活動の集まり等、様々な形の高齢者の通える居場所を増やし、活動をしやすくすることについての内容を盛り込んでいるところでございます。
最後に、ウ、居場所の定義でございますが、居場所は厚生労働省の示す通いの場と同様であると理解しておりますが、厚生労働省では、単に介護予防に資する通いの場という考えから、自治体の介護保険担当以外の部局が行うスポーツや生涯学習、公園や農園を活用した取組、民間企業団体などの多様な主体と連携した取組、医療機関や介護保険施設等が自主的に行う取組など、居場所をより広い意味に捉えていくという方向性が出ていることから、市といたしましても高齢者部門だけでなく、他部署、他機関と連携しながら持続可能な活動への支援を行い、今後も高齢者の介護予防に努めてまいります。
次に、2、視覚障がい者支援の1、視覚障がい者用誘導用ブロックについてのア、設置のご質問にお答えいたします。
視覚障がい者誘導用ブロック、いわゆる点字ブロックは、視覚障がい者が安全に移動するために歩道や公園等の地面や床面に設置された四角形の案内表示であり、視覚障がい者のかたが安全で円滑な外出や社会参加に寄与するものと認識しております。
福祉部門の最上位計画である三郷市地域福祉計画や、これを踏まえて作成をしております三郷市障がい者計画・第5期三郷市障がい福祉計画では、バリアフリーのまちづくり等という項目において、点字ブロックの敷設や改修などを施策の方向として掲げているところでございます。
本市における点字ブロックの敷設や改修につきましては、関係法令、条例等や三郷市地域福祉計画、その他個別の計画を踏まえて、それぞれの公共施設において必要とされる場所に各施設の設置管理者が適切に行っていると認識しております。
そのため、特に点字ブロックを整備していかなければならないエリア等についての全体的な把握は行っておりませんが、点字ブロックは視覚障がい者の安全かつ快適な移動のために必要なものであることから、点字ブロックの敷設について、点字ブロックが必要とされる場所に整備されるよう、該当する施設の設置管理者となる関係部署と連携して取り組んでまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 長本俊也建設部長。
〔長本俊也建設部長 登壇〕

◎建設部長(長本俊也) 私からは、2、視覚障がい者支援、1、視覚障がい者誘導用ブロックについて、ア、設置、イ、維持管理につきましては関連がございますので、一括してお答えいたします。
視覚障がい者誘導用ブロックの整備につきましては、新たに整備する道路におきまして、歩道の有効幅員がおおむね2メートル以上あり、主に最寄りの駅やバスの停留所から公共施設を結ぶ歩道への設置に努めております。
また、歩道上に設置する視覚障がい者誘導用ブロックの色につきましては、誘導用ブロックと周りの歩道との識別性を示す輝度比が大きい、主に黄色のブロック等を設置し、弱視者などのかたが容易に敷設物を認識できるよう配慮しているところでございます。
設置する際の基準といたしましては、三郷市道路の構造、管理及び占用に関する条例や埼玉県福祉のまちづくり条例に基づいた整備を行っておりますが、議員ご指摘のとおり、公共施設への連続性を持った視覚障がい者誘導用ブロックの設置がされていない箇所が見受けられますことから、今後、視覚障がい者の方々の移動の支援策として、視覚障がい者誘導用ブロックの歩道上への整備が必要と判断される場合には、関係部署と調整を図りながら整備の検討に努めてまいります。
また、既に設置されております視覚障がい者誘導用ブロックの維持管理につきましては、日常から実施しております応急対策室による道路パトロールや、道路河川課職員が現場へ出向く際に、駅周辺に設置されている視覚障がい者誘導用ブロックの現状を把握するとともに、市民からの情報提供などにより、ブロックの破損が確認された場合には早急な修繕を実施するなど適宜対応している状況でございます。
また、駅の構内やバス停留所など、管轄の異なる箇所で不具合が確認された際には、管理者に対して速やかに復旧の依頼をお願いするよう努めております。
今後におきましても、道路を利用される方々に安全・安心な道路環境を提供できますよう、維持管理に努めてまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 小菅貴治市民経済部長。
〔小菅貴治市民経済部長 登壇〕

◎市民経済部長(小菅貴治) 渡邉議員の3、にぎわい創出、1、市内イベントの開催についてにつきましてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、令和元年度末から多くの事業、イベントが中止となっております。
産業フェスタなどの開催の中止に際しましては、感染の拡大状況や国・県などのガイドライン、新しい生活様式並びに三郷市新型コロナウイルス対策本部会議にて決定した事項などに即した対策が可能かどうかを踏まえ、関係団体と連携し慎重に検討してきたところでございます。
今後におきましても、感染状況などを踏まえ、関係団体と連携し慎重に検討してまいります。
また、議員ご提案の本市独自のイベント開催におけるガイドラインの策定につきましては、イベントの主催、開催場所、開催の内容などが異なることから、関連部署と連携を図り検討してまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 渡邉雅人議員。
〔6番 渡邉雅人議員 登壇〕

◆6番(渡邉雅人議員) それぞれご答弁をいただきましてありがとうございました。再質問と要望をさせていただきます。
まず、高齢者の居場所づくり事業についてです。
アの進捗については、前回の質問の時点で38か所であった居場所の数が70か所にまで増えているということで、この間の職員の皆様のご尽力に感謝を申し上げます。そして、これはウの、居場所の定義とも関連しておるかと思いますが、高齢者の居場所というものを1問目で私からも申し上げたように、広く捉えていただき、前回の地区サロン、認知症カフェ、ふれあい・見守り拠点の3種に加えて、運動・体操教室、食事会といった場も居場所として着実に広げていただいておりますことは非常に心強く感じております。
そして、イの第8期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画における展望については、現在策定中の計画の中で「みんなでささえあいともに健康でくらせるまち~地域包括ケアシステムのさらなる推進~」という基本理念のもと、フレイル予防や認知症対策を取り入れた活動、スポーツやレクリエーション活動、生涯学習、文化活動の集まりなど、様々な形の高齢者の通える居場所を増やし、活動をしやすくすることについて内容を盛り込んでいっていただける予定であるということであったかと思います。
地域支援事業実施要綱で示されている目標に基づく140か所という居場所の実現に向けて、第8期計画においても一層のご尽力をお願いいたします。そして、以上を踏まえて福祉部長に1点、再質問なのですが、ご答弁において市内サロン参加者、運営者、支援者を対象として、三郷市サロン状況アンケート調査というものを行っていただき、その結果を参考に、今後の委託地区サロンの運営方法や体制の見直し、居場所の数を拡大していく方策についてご検討いただいているといったお話がございました。
こうした現状を把握して、その先の方策を定めていくというのは、市民ニーズに沿った事業を実現する上で非常に重要なプロセスであると思います。そこで、ぜひ1問目でご紹介をいたしました地域の高齢者の方々が集まって定期的に開催をしておられるカラオケ教室であったり健康麻雀といった、こういった類いの集いの場が、現状どれだけ市内において開催をされているのか、全て把握するというのは難しいかもしれませんが、例えば町会や自治会などに聞き取りを行っていただくことで、その数や実施内容といった内容を把握していくこと、そしてそれを基に本市における高齢者の居場所の拡大、支援や補助制度の在り方を探っていくということは非常に有用なのではないかと考えますので、ご見解をお聞かせください。
次に、視覚障がい者誘導用ブロックについてです。
こちらは建設部、福祉部の両部からご答弁をいただきましたが、アの設置については、三郷市道路の構造、管理及び占用に関する条例、埼玉県福祉のまちづくり条例、三郷市地域福祉計画、三郷市障がい者計画・第5期三郷市障がい福祉計画などに基づき整備を行っていただいているということをお示しいただきました。
また、今後、整備すべきエリアについては把握はしていないものの、整備が必要と判断された場合などには、必要とされる場所に整備がなされるようにしていくということであったかと思います。率直に申し上げると、今後の設置については少し消極的な印象のご答弁であったのかなと残念な思いでおります。
ご答弁いただいた三郷市障がい者計画・第5期三郷市障がい福祉計画ではもちろんのことなのですが、先日の都市計画審議会において、第5次となる三郷市都市計画マスタープランにおいても視覚障がい者誘導用ブロックの整備について示して、更新であるといったお話がございました。
また、市長が本年3月定例会でお示しになられた令和2年度の施政方針においては、SDGsの理念に基づいた事業を行っていくといったお話がございました。SDGsでは、誰ひとり取り残さない社会、この実現が大きな目標となっており、これは令和2年度単年ではなく、今後、持続的に取り組んでいかれるものであるというふうに受け止めております。
以上のことから、視覚障がい者が本市で生活、活動していく上で非常に重要な生活インフラである視覚障がい者誘導用ブロックは、今回ご質問させていただいた福祉部、建設部だけではなく、まちづくり推進部、市民経済部など複数の部署において連携を取っていただいた上で、能動的に整備を行っていく必要があるのではないかというふうに感じております。
そこで、今回は建設部長に再質問いたしますが、能動的な整備の第一歩として、現状をまだ把握されていないといったお話であった、今後整備を行っていくべきエリアというものを道路の移動円滑化整備ガイドラインなどを基にして調査していくということについてご見解をお伺いいたします。
次に、イの維持管理については、道路パトロールや市民からの情報提供などの機会を通しての修繕対応や市管轄のブロック以外についてはそれぞれの管理者に対して速やかに復旧の依頼を行っていただいているといったお話でございました。
適宜ご対応いただいていることについては感謝を申し上げますが、破損してからの対応では、1問目でも申し上げたように、視覚障がい者のかたのみならず、健常者のかたも含めて転倒などの危険性があるといった状態が、修繕までの間継続してしまっていることになってしまいます。ぜひ今後は定期的に全市的なチェックを行っていただいて、老朽化、劣化しているものについては早期にご対応いただきますよう、この点は要望といたします。
また、併せて要望なのですが、ご答弁でも触れていただいた輝度比です。これについて2点ございます。
1点目は、各公共施設に設置されている視覚障がい者誘導用ブロックについてです。
1問目でご紹介した三郷中央におどりプラザや早稲田図書館、またこの市役所もそうですね。この状況を確認した際に感じたことなのですが、薄いグレーの路面に濃いグレーの視覚障がい者誘導用ブロック、これが設置されているといった輝度比の面で不安な状態になっておりました。特に、弱視の方々にとってこの状態が各公共施設を利用する上で問題がないのか、視覚障がいをお持ちの利用者のかたに確認して、問題があるようであれば、輝度比をしっかりと確保できるブロックの再設置を行っていただきたいというふうに思います。
2点目は、道路上に設置されている視覚障がい者誘導用ブロックについてです。
基本的には、黄色のブロックを設置していただいておりますので、輝度比をしっかりと確保している状況ではあるのですが、一部のブロックにおいては経年劣化などにより黒ずみなどの汚れが目立つ状態になっておりました。この状況が、こちらも特に弱視のかたにとって安心・安全に歩行ができる状態であるのかということの確認と、問題があるようであれば清掃、洗浄を行っていただきますようお願い申し上げます。
そして最後に、市内イベントの開催についてです。
今後のイベントの開催については、関係団体と連携し検討していく。ガイドラインの策定については、イベントの主催、開催場所などによって関連部署が複数の部署になることもあるので、それぞれと連携を図っていくということでございました。
1問目では、屋外における大規模イベントを例に挙げてご提案させていただきましたが、新型コロナウイルスによって中止となったイベント、これは開催場所、規模、ともに様々なものがあるため、関連部署は今回ご答弁いただいた市民経済部だけではなく、生涯学習部や学校教育部、福祉部、スポーツ健康部など広範にわたることとなります。
そして、実際にガイドラインを策定するためには、新型コロナウイルスの感染防止策についてルールづくりを行っていくことが基軸ということになってきますので、危機管理監がこれらの部署と調整を行っていくといったことも必要になってくるかと思います。
今回の私からの一般質問全てに共通することですが、この市内におけるイベント開催という課題も各部署間の連携というものが非常に重要となってまいります。長期化する新型コロナウイルス禍において、自粛疲れ、コロナ疲れといった言葉が生まれている中で、感染防止対策をしっかりと施した上でのイベント開催というのは、こうした状態に陥ってしまっている方々のストレスの解消であったり、心の豊かさであったりというものにつながっていくというふうに思います。
にぎわい創出を通して市内の社会活動、経済活動を充実させていくために、ぜひ市内におけるイベント開催についてガイドラインを策定し、市としての方針を示していくことを改めてこちらも要望をいたします。
以上で2問目を終わります。

○議長(菊名裕議員) 渡邉雅人議員の2問目に対する答弁を求めます。
妹尾安浩福祉部長。
〔妹尾安浩福祉部長 登壇〕

◎福祉部長(妹尾安浩) 再度のご質問にお答えいたします。
高齢者が定期的に開催している集いの場が、現状どれだけ市内で開催しているのか把握することについての見解というご質問かと思います。
市では、令和元年7月に認知症安心ガイドブックという名称の冊子を各地域包括支援センターの協力のもとで作成をし、その中で認知症カフェ、地区サロン、自主サロン、体操教室、食事会などの各地域の高齢者の居場所についてまとめているところでございます。
議員ご提案のとおり、高齢者の様々な集いの場の現状を把握することにつきましては有用と考えておりますので、今後は市内の地域資源の情報を収集する役割を持つ第一層協議体のコーディネーターとともに、高齢者の居場所の概要を把握できるよう努めてまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 長本俊也建設部長。
〔長本俊也建設部長 登壇〕

◎建設部長(長本俊也) 再度のご質問にお答えいたします。
今後、整備を行っていくべきエリアについて、視覚障がい者誘導用ブロックの設置状況などの調査を進める考えはとのご質問でございますが、道路の移動活性化整備ガイドラインには、高齢者や身体障がい者のかたなどを初めとする全ての人にとって使いやすいものが望ましいというユニバーサルデザインの考え方にも配慮しており、全ての利用者にとって使いやすい道路空間としていくことが示されております。
そのため、今後、三郷駅など市内3駅を最寄りとする公共施設や福祉施設などの生活関連施設を結ぶ道路におきまして、視覚障がい者誘導用ブロックの設置状況の調査に努めてまいりたいと存じます。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 以上で渡邉雅人議員の質問を終わります。

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