2017年12月議会一般質問-柴田吾一

1公共図書館・学校図書館問題

1.公共図書館・学校図書館について

 ア.公共図書館の開館日について

 イ.学校図書館の学校司書について

2子ども支援問題
1.三郷中央地区公共施設の運用について

 ア.現在の施設活用計画について

 イ.つどいの広場開設箇所増設について

3学校教育問題
1.児童・生徒数の増減について

 ア.小規模校の現状と課題について

 イ.小規模校の統合について


△柴田吾一議員

○議長(中野照夫議員) 通告第4、15番、柴田吾一議員。
〔15番 柴田吾一議員 登壇〕

◆15番(柴田吾一議員) おはようございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。
質問事項といたしましては、1、公共図書館・学校図書館について、2、三郷中央地区公共施設の運用について、3、児童・生徒数の増減についてです。
それでは、まず1番目です。
三郷市は、平成25年3月議会におきまして、日本一の読書のまちを宣言し、以来、日本一の読書のまち三郷推進計画に基づき、乳幼児から高齢者まで、さまざまな世代にわたる読書活動を推進し続けております。
とりわけ児童・生徒の取り組みにおける成果は目覚ましく、さまざまな場面での活躍を耳にしているところであり、ご指導いただいている先生がたやお支えくださっておられる関係諸機関、諸団体の皆様には心より敬意を表したいと存じます。
そこで、これからも日本一の読書のまちにふさわしい三郷市であり続けるために、質問と提案をさせていただきたいと思います。
アといたしまして、公共図書館の開館日についてです。
本議会の資料として配付されましたこちらの報告書、38ページから掲載されております図書館運営事業の活動指標、その中の図書館開館日数の目標値を、現在の290日から365日へ、つまり原則年中無休にしてはいかがでしょうか。来館者数や貸し出し冊数は他市との人口の違いなどから一概に比較はできませんが、開館日数日本一であれば、一目瞭然です。まさに日本一の読書のまちにふさわしいものと考えます。
次に、イといたしまして、学校図書館の司書についてです。
同じ報告書の23ページから小・中学校司書配置事業のうち、中学校分について、目的達成のための対応として、特に中学校での図書館利用促進を働きかけるとございます。現在の配置状況は週2日、1日当たり6時間、活動指標として96日とあります。これを週5日、1日当たり6時間で活動指標を240日と設定されてはいかがでしょうか。すなわち月曜日から金曜日、全て司書が図書館にいる、このような形をとられてはいかがでしょうか。
さらに、現在、司書との契約は業務委託となっております。採用などの業務が大変ふえて、行政としては大変だとは思うのですが、この雇用形態を直接雇用に切りかえていただき、平成28年度の決算では3,601万8,000円、平成29年度の予算では3,726万円の貴重な予算を有効に活用するとともに、直接雇用されることにより、教育委員会からも学校からも司書とより緊密な連携が図れ、例えば、週1回、読書の授業の時間を司書とともに設けるなど、量よりも質を重視した施策をとっていただきたいと考えます。
さまざまな理由で司書がいないときは、学校図書館に入れない中学校もあるとお聞きしております。人生で最も多感な時期にもっともっと本に触れ、人間としての深みを増し、内面を磨いていけるチャンスをふやしていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
続きまして、2といたしまして、三郷中央地区に開設される公共施設の運用についてです。
今12月議会におきまして、無事にホテル部分の運営業者や施工会社が決定し、2019年8月の供用開始へ向けて本格的なスタートが切られることとなり、私も市民の1人として、大いに期待するところでございます。
そこで、アといたしまして、現時点での当施設の運用計画について企画総務部長にお尋ねしたいと思います。
さらに、この三郷中央地区におきましては、かねてより児童館の新設等の要望や乳幼児を連れた親子、子どもたちが集える場所へのニーズが高まっております。児童館にするというのは法律的な問題もあって難しいと、さきの答弁の中でも聞かせていただきました。
そこで、イといたしまして、現在、市内数か所で開催されているつどいの広場のようなものを当施設でも開催することが可能かどうか、子ども未来部長にお尋ねしたいと思います。
最後に、3番目といたしまして、児童・生徒数の増減についてです。
ご案内のとおり、三郷市の人口は14万人を突破し、また児童・生徒数も1万人を超え、少子化と言われるこの日本においても珍しく増加傾向にあり、先日、住宅金融関連の委員会より公表された「本当に住みやすい街ランキング」で堂々の4位に入るなど、さらなる人口増がここ数年は続いていくのかなと感じております。それに伴って、児童数も増加していくものと思われます。
前回の9月議会において、逢澤圭一郎議員より、大規模校対策についての質問が出され、また、今議会の文教経済常任委員会におきましては、先日の委員長報告にもございましたとおり、新和小学校の児童数増に対する具体的な見通しと対応策が打ち出されております。
3月議会において、菊名裕議員より出されました学校の統廃合についての答弁から、2019年度を目途にと目標年限を打ち出された一歩進んだ内容となっており、大変ありがたく感じたところでございます。
そこを踏まえまして、アといたしまして、小規模校の現状と課題について、イといたしまして、小規模校の統合についてお尋ねいたします。
以上で1問目を終わります。

○議長(中野照夫議員) 柴田吾一議員の質問に対する答弁を求めます。
檜垣幸久学校教育部長。
〔檜垣幸久学校教育部長 登壇〕

◎学校教育部長(檜垣幸久) 柴田議員のご質問に順次お答えいたします。
初めに、1、公共図書館・学校図書館問題、1、公共図書館・学校図書館について、イ、学校図書館の学校司書についてお答えいたします。
学校図書館の司書につきましては、平成22年度から8年間にわたり、市内全小・中学校に配置してまいりました。平成22年度及び24年度につきましては、6月からの配置でございましたが、平成25年度以降は4月からの配置を継続してございます。
また、平成24年度及び25年度につきましては、1日5時間の配置でしたが、平成22年度、23年度及び平成26年度から29年度までは1日6時間の配置とし、時間の拡充を図ってまいりました。日本一の読書のまち三郷推進計画の重点施策の1つ、身近な課題の解決や児童・生徒の探求型の学習の支援も行っており、平成28年度は図書館を使った調べる学習コンクールにおいて、早稲田中学校の生徒が文部科学大臣賞を受賞するなど、成果を上げております。
また、学校図書館における年間の1人当たりの平均貸し出し冊数は、小学校では平成22年度18.4冊であったものが、平成29年度には109.8冊に、中学校は3.3冊から26.9冊に伸びております。
現在、学校図書館司書につきましては、週2回の配置としてございますが、効果的な活用がなされていると認識しておりますので、現在の体制を維持し、児童・生徒が本に触れ合う機会を維持できるよう努めてまいります。
次に、3、学校教育問題、1、児童・生徒数の増減について、ア、小規模校の現状と課題についてお答えいたします。
文部科学省では、小・中学校の標準規模を12学級から18学級としており、本市における11学級以下の小学校は6校、中学校は2校でございます。また、全学年1クラスの学校は、小学校2校となってございます。
公立小・中学校の教員は、学級数に基づき配置されることから、小規模校においては、標準規模校と比較して教員数が少ないという課題がございます。小規模校にあっては、教員間の密な連携が求められ、出張等がある場合にはあらかじめ授業変更をしたり、担当外の教員がかわって授業を実施したりするなどの対応をし、教員が一丸となって教育活動を展開してございます。
また、学校行事等においては、保護者や地域のかたのご協力をいただき、地域ぐるみで運営を行っているところでございます。
イ、小規模校の統合についてでございますが、現在、三郷市公共施設等総合管理計画に基づき、学校施設等の個別計画の策定に着手しているところでございます。各学校・地域の実態、市内の開発計画を踏まえた児童・生徒数の推移、構造物の耐久性など、さまざまな要件を加味し、学校が適正規模、適正配置となるよう計画を策定してまいりたいと考えます。
以上でございます。

○議長(中野照夫議員) 大石京子生涯学習部長。
〔大石京子生涯学習部長 登壇〕

◎生涯学習部長(大石京子) 私からは、1、公共図書館・学校図書館問題、1、公共図書館・学校図書館についてのうち、ア、公共図書館の開館日についてお答えいたします。
本市の公共図書館3館の開館日でございますが、定期休館日と12月28日から翌年1月4日までの年末年始、施設設備点検などを行う館内整備日、蔵書点検のための特別整理期間を除き、年間約290日開館しております。祝日と国民の休日も開館してございます。
定期休館日につきましては、市立図書館と早稲田図書館が月曜日、北部図書館は平成21年4月から金曜日に変更し、公共図書館3館のいずれかは開館している体制としております。
日本一の読書のまちを宣言して以来、利用者数、貸し出し冊数ともに増加しており、平成28年度は図書室も含め、利用者数は延べ25万3,108人、貸し出し冊数は84万9,483冊と、幅広い市民の方々にご利用いただいているところでございます。
今後におきましても、市民の身近な読書の場となるよう、図書館事業の充実を図るとともに、利用状況などの把握に努めてまいります。
以上でございます。

○議長(中野照夫議員) 渡辺健企画総務部長。
〔渡辺 健企画総務部長 登壇〕

◎企画総務部長(渡辺健) 柴田議員のご質問にお答えいたします。
2、子ども支援問題、1、三郷中央地区公共施設の運用についてのア、現在の施設活用計画についてでございますが、三郷中央地区交流施設は、まちのシンボルとなる拠点づくりが進められる三郷中央地区内に位置する公益施設用地を活用し、三郷中央駅周辺の利便性の向上とにぎわい創出を図ることを目的とした施設でございます。
公共施設部分の建物につきましては、鉄骨づくりの3階建てとなっており、概要といたしましては、1階部分はにおどり公園連携機能フロアとして、におどり公園に集う人々が気軽に利用できるオープンスペースなどの整備を考えております。また、子育て世代の来訪者が利用しやすいように、おむつがえや着がえスペース、授乳室及び子ども用のトイレなども設置する予定でおります。
2階部分につきましては、市民サービス機能フロアとして、パスポートセンターや図書受け渡しコーナー、放送大学及び市民活動スペースを考えております。このうち市民活動スペースにつきましては、オープンスペースとして、多少の間仕切りは設置いたしますが、そのときの活動により、いろいろな形でご利用いただければと考えております。
なお、こちらのスペースにつきましては、子どもから高齢者まで多世代の方々が交流できるスペースとして活用する方向で検討してまいりたいと考えております。
3階部分は、コンベンション機能フロアとして会議室を整備し、用途や人数にあわせて利用可能な可動式の間仕切りの整備を検討しており、会議だけではなくさまざまな催しが実施可能な空間となっております。
このように、さまざまな機能を有しておりますので、施設の開館時間やどのように運用していくかにつきましては、今後、地元の町会などいろいろなご意見をお聞きしながら、関係部署と連携し、市民の皆様が利用しやすい施設となるよう、検討を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(中野照夫議員) 妹尾安浩子ども未来部長。
〔妹尾安浩子ども未来部長 登壇〕

◎子ども未来部長(妹尾安浩) 私からは、2、子ども支援問題、1、三郷中央地区公共施設の運用についてのイ、つどいの広場開設箇所増設についてお答えいたします。
つどいの広場は、乳幼児やその保護者が交流する場所で、保育士資格等を持つ専任の職員が、子育て相談、情報提供等の子育て支援を行っており、現在、市内に7か所開設しております。
三郷中央地区におきましては、子育て支援センターにこにこにおいて、つどいの広場で行っている支援に加え、子育てサークルの育成や活動場所を提供しており、大変多くの方々に利用していただいております。三郷中央地区交流施設は、市民交流の場としてにぎわい創出に資する施設となりますので、近年、就学前児童を中心に、子どもの人口もふえてきていることもあり、つどいの広場を含む子どもたちの交流や居場所の1つとなると考えております。
三郷中央地区交流施設に設けられる予定の市民活動スペースにつきましては、その全体の活用の中で、小・中学生を含めた子どもたちの居場所や交流の場所としての事業を行うなど、子どもの集える場所としても有効な活用方法について、子育て支援に関係の皆様のご意見などもお聞きしながら、関係部署と連携し、協議してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(中野照夫議員) 柴田吾一議員。

◆15番(柴田吾一議員) それぞれお答えをいただきましてありがとうございました。
まず、1のアですが、年中無休というのは、かなりハードルの高い目標だとは思いますが、高い目標を掲げてこそ日本一の読書のまち三郷であると、そのように考えております。図書館におきましては、指定管理者制度を導入せずに、館長を筆頭に職員の皆さんの創意工夫を凝らして頑張っていただきたいと思っております。
私がなぜこの質問をしようかと考えたきっかけと申しますのが、たまたまことしの夏休みに市立図書館へ伺ったんです。ところが、月曜日で休館だったんですね。8月というのは、いただいた資料にもあるんですけれども、図書館への来館者数、貸し出し冊数ともに12か月の中で一番伸びが高いというか、数が多い月でございます。
これはとりもなおさず、夏休みの子どもたちが来るからではないかなと考えました。きょうは図書館に行こうかと言って、近くの図書館に行っても、市立図書館であれば月曜日はお休み、行ったら休みだったら子どもはがっかりするだろうかなというところからこの質問をしようと思った次第でございます。365日は難しいと思いますが、例えば、子どもの長期休暇のときはあけられるように工夫をしていただいたらうれしいなと思っております。
押しなべて、三郷市には全部休みはないということはもちろん理解するのですけれども、子どもの足では遠くの図書館にはなかなか行けないのかなと考えております。
続きまして、イ、中学校の図書室の問題ですが、私は貸し出し冊数を伸ばすことよりも、質を高めることこそが日本一の読書のまちにふさわしい取り組みの方向性だと考えております。
例えば、灘中学校、灘高校の橋本先生が行っていました「銀の匙」という1冊の本を6年かけて精読していくという日本一の国語の授業のような、例えば、皆さんにも私にもありますが、人生を変えるような、人生を変えたような1冊の大好きな本、何度も何度もぼろぼろになるまで繰り返し、そらんじられるほど読み込んだ愛読書、人生の途中で悩んだときに読み返して、また歩き出す勇気を与えてくれるような座右の書、1人でも多くの三郷市の中学生がそんな本と学校図書館で出会ってもらい、そのための機会をできるだけたくさんつくってあげていただきたい、そんな施策を展開していただきたい、このように願っております。
2番です。この施設は今後の三郷市の顔にもなり得るとても貴重な施設だと思います。ぜひ各部署横断的に運用のアイデアを出し合い、柔軟で有効な運用に努めていただきたいと思います。
今回は、たまたま過去に児童館運営協議会のほうへ属していたこともあり、つどいの広場という例を出させていただきましたが、例えば、各図書館や児童館、それから市民センター、青少年課、さまざまな部署でさまざまな取り組みがなされていると思います。そして、これは場所さえそこへ移せば、比較的簡単にというと素人意見で大変失礼かとは思いますが、三郷中央地区でもできるものもあるはずです。
ぜひそのすばらしい取り組みを中央地区の施設で、順番に、例えば、月曜日、水曜日、金曜日は何々とか、毎週第何日曜日の何時からは理科の実験コーナーをやりますよとか、そういった弾力的な運用をぜひ図っていただきたいと考えております。
ただいまは2017年12月です。この施設の供用開始予定は2019年8月と聞いております。残された時間はわずかしかありません。勇気とスピードを持って取り組んでいただきますようお願いいたします。
3番です。小規模校、とりわけ単学級の学校のデメリットのうち、3月議会の菊名裕議員の質問と答弁の中で触れられていないことを補足させていただきたいと思います。
先ほど檜垣学校教育部長のほうからもお話をいただきました、1人の先生が兼務する職務分掌が大変多くなるということで、この職務に関する出張がふえたりすることにより、必然的に自習の時間がふえてしまうこと、先ほど担当外の先生とカバーをし合ってというお話でしたが、例えば、1日に出張がお一人でしたら、もちろんそれは可能だと思うのですが、何せ配置の先生の数が少ないものですから、出張日が重なるとなかなか手が回らないこともある。そういったことで、自習の時間がふえてしまうということをPTA関係のお母さんがたからその辺のところを何とかならないのかなという相談も受けておりましたので、取り上げさせていただきました。
同じ理由で、ほかの学校の先生がたよりも病気欠席や有給休暇がとりにくくなると考えられること、またクラスがえができないことにより、生徒同士、ときには先生と生徒の人間関係の修復が難しいことが挙げられると思います。
今、1年生の児童は5年後には6年生に、10年後には高校生になってしまいます。多くの困難はあると思いますが、どうぞ、今、目の前にいる子どもたちのために剛腕を発揮していただけたらと願っておりますので、よろしくお願いいたします。
例えば、調査をしていく中で、地域住民の反対も少なく、通学距離などの大幅な変更も少ないなど、統合に支障のないところがあるならば、先行ケースとして前倒しに統合を適用してもよいのではないでしょうか。
また、今回は触れませんでしたが、新和小学校、幸房小学校の両小学校児童数のピークにかぶさるように、北中学校や栄中学校にも生徒数の増加による教室数の不足や部活動の定員、さらに部活動の種類などの案件が出てくると思われますので、そちらにつきましても、何とぞご配慮のほどをよろしくお願いいたします。
今後とも三郷市の宝物である子どもたちのために、そして子どもたちを預かっていただき、ご指導をいただいている先生がたや支えてくださっている関係諸機関、諸団体の皆様のために、よりよい提案をできるように一生懸命に調査、研究、勉強してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、全て要望でございます。ありがとうございました。

○議長(中野照夫議員) 以上で柴田吾一議員の質問を終わります。

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