2021年6月議会一般質問議会-加藤英泉

1南部開発問題
1.市長の選挙公約について
ア.防災センター・道の駅の誘致について
イ.地域コミュニティの充実について
2.岩野木給食センターの移転について

2北部開発問題
1.スマートICフル規格の開通及び仮称三郷流山橋開通に伴う開発について
ア.道の駅設置について
イ.小谷堀橋の架け替え又は歩道の整備について
2.職住接近の産業の育成について

3広報問題
1.デジタルサイネージの移設について

4新型コロナウイルス問題
1.予防接種について
2.タクシー券の配布について

5納税問題
1.ペイジー(Pay-easy)収納サービスの採用について

◆17番(加藤英泉議員) 通告に従いまして、順次ご質問をさせていただきます。
1、南部開発問題、1、市長の選挙公約について。
いよいよ7月4日告示、11日投票の市議会議員選挙が目前に迫ってまいりました。選挙公約は有権者の投票行動に指針を当て、投票の判断基準となるもので、有権者に対して政策などを約束するものです。
そこで、ア、防災センター・道の駅の誘致について。
市長は、4期目の選挙戦の中、東和地区でのつじ立ちにおきまして防災センターの整備、また道の駅の誘致をしていきたいと話されておりました。
次に、イ、地域コミュニティの充実について。
市長は、当選後の11月の臨時議会の所信表明においては、地域コミュニティの充実として南部地域において防災機能を備えたにぎわいの拠点となる施設の整備を図っていくと発言されておりました。
そして、2、岩野木給食センターの移転について。
南部地域拠点整備事業として、鷹野小学校北側周辺、消防署南分署周辺及び栄五丁目交差点付近の開発予算として令和2年度は4,700万円計上され、特に栄五丁目の開発については築45年を経過し、不衛生な環境にある岩野木給食センターの移設と防災倉庫及びコミュニティ施設整備の委託料として基本設計費2,600万円、測量費1,000万円の高い予算が計上されておりましたが、地主の反対があったとかで協議が整わなかったようで、令和3年度で計上された南部地域拠点整備事業予算の1,400万円しか計上されていないことから判断しますと、これらの事業は事実上の頓挫と考えてもよいと思いますが、公約はどうなってしまったのか。また、これらの整備事業の中で特に岩野木給食センターについては、あえて小型哺乳類動物と言わせていただきますけれども、この小動物による食中毒の懸念や市内中学生の健康を考えた場合、移転・移設は待ったなしの喫緊の課題であり、すぐにやらなければなりません。この移転・移設についてどうお考えなのかをお伺いいたします。
2、北部開発問題、1、スマートICフル規格の開通、仮称三郷流山橋開通に伴う開発について。
常磐自動車道三郷料金所周辺においては、令和5年春に仮称三郷流山橋の開通、令和6年にスマートインターチェンジのフル規格による開通が予定されており、周辺土地の買いあさりによる地価上昇を見ていますと、南部地域に先んじて開発が進みそうな状況になってきております。
そこで、ア、道の駅の設置について。
スマートインターチェンジから下りてきて、また仮称三郷流山橋から下りてきますと、越谷流山線で交差します。その目と鼻の先には、ほかとは違ったデザインの校舎、後谷小学校があります。北部地域には前間小学校もあり、これに丹後小学校も含め北部3校の統合問題が検討されていると思いますが、フル規格化完成のスマートインターチェンジと流山新橋の開通を機に統合を進め、北部の地域振興として後谷小学校を道の駅としてもよいのではないかと思います。
先例として、房総半島の鋸南町保田に小学校を道の駅にした名前もそのままの「道の駅保田小学校」があります。立地がインターチェンジの目の前であったことと、コミュニティの場をつくりたいと考えていたことから、校舎等の一部をリノベーションして宿泊施設、温浴施設があり、車中泊もできる「道の駅保田小学校」になったということです。体育館を地元の人たちの営業空間にした楽市楽座、百貨店、教室を利用した食堂、喫茶店、グルメ、レストラン等を備えています。三郷市の北部地域にはスーパーマーケットがありませんので、地方の道の駅でよく見られるような市場機能を持たせ、三郷産の農産品や地産品等を初めとした物販・飲食店舗、入浴・休憩・宿泊施設、高齢者施設等のコミュニティ機能を備え、また図書館機能、子どもの遊び場等、様々考えられます。北部開発の目玉として、また観光事業として是非お考えいただきたいと提案をさせていただきます。
次に、イ、小谷堀橋の架け替え又は歩道の整備について。
通学路としての子どもたちや市民の通行の安全のため、過去、一般質問で何度も取り上げられてきておりますが、これから交通量は格段に増えてきます。安全のためであれば歩道の整備だけで済みますが、大型化、重量化する車両と、その通行量に耐えられなくなってくると思います。橋の架け替えとなりますと、仮橋の施工から架け替え工事の竣工まで、どんなに急いでも7、8年はかかると思いますので、架け替えを急ぐべきだと思いますが、どのようにお考えかお尋ねいたします。
2、職住接近の産業の育成について。
消滅都市にならないためには、人口ビジョンをしっかり見据え、移住促進による定住人口の増加を図っていく必要があります。そのためには単純な開発手法でなく、また税の不公平とならないよう都市計画税をも徴収できる区画整理事業をしっかり行い、倉庫は流通ですが、本来の工業団地の造成と企業誘致を図り、一方では農地の保存も重要で、今や3Kと言われなくなってきた都市近郊農業の振興と三郷ブランド化、6次産業化を図り、観光農業としても推進していき、市内に住んで市内で働き、市内で消費する職住接近の工業・農業のためには、その産業をつくる必要があります。併せて長寿社会を迎え、高齢者マーケットの創設、維持も考えなければなりません。どうお考えになるのかお尋ねいたします。
3、広報問題、1、デジタルサイネージの移設について。
市の広報を担って市内3駅に設置されているデジタルサイネージの設置場所について、適当なのかどうかお尋ねいたします。
三郷駅は駅の南口のトイレの隣にあり、バス停の前でもあり、人通りについては申し分ありませんが、晴天の日はほとんど一日中直射日光を浴びて画面が薄くなり、見えにくい状況であります。新三郷駅については駐輪場の東側の歩道にあり、バス停の前ではありますが、午前中はやはり直射日光で見えにくく、人通りもいまいち多くありません。三郷中央駅についてはガード下でもあり、画面はいつでも鮮明に見えますが、バスの降車所近くとはいえ、視線を向ける人はほとんどありません。このように見えにくいことはネックですが、立ち止まって見る人がほとんどなく、通り過ぎてしまうことは広報の役割として不十分で無駄でもあります。注目してもらうには、少なくても50インチクラスのモニター画面に変更し、各駅ともに目につきやすい駅構内に設置させてもらい、毎日内容を変えるくらいのニュースの発信感覚で運営していく必要があると思います。お考えを伺います。
4、新型コロナウイルス問題、1、予防接種について。
ワクチンの予防接種につきましては、今回は多くの議員のかたが取り上げておりますので、あえて踏み込みませんが、市民の市政への不信感の増幅に対し、徐々に改善しながら対処しているところは満足とは言いませんが、ある程度は評価できます。早い時期から準備していたのですから、吉川市のように高齢者から年代順に接種する方法を取って、混乱なく接種が進んでいるところもありますので、ほかの自治体の動向も見極めて、まねたりすることも大事なことだと思います。
そこでお尋ねいたします。三郷市として高齢者の接種が菅総理の言う7月で終わるのかどうかお尋ねいたします。
2、タクシー券の配布について。
高齢者の運転による事故が頻発しており、それを案じてか高齢者の運転免許証の返納が増えてきていると言われておりますが、今回のようにワクチン接種会場が勤労者体育館から始まり、そのうち開業医でも接種を受けられるようになるようでありますが、接種場所へ連れて行ってくれる人がいない、バス便がない、あっても少ない、乗り継ぎが悪い等、一人では行動が取りにくい交通弱者によっては多難な一日となってしまいます。自治体によっては接種会場へのタクシー券の配布やタクシー利用で500円を超えた部分の自治体負担などもあり、また三芳町のように70歳以上を対象にワクチン接種会場までのタクシー代2,000円分を補助する支援事業を始め、買い物や通院など接種目的以外の移動にもできるというものもあります。このように交通弱者救済のためにも、三郷市としても一考の余地があったのではないかと思います。お考えを伺います。
5、納税問題、1、ペイジー(Pay-easy)収納サービスの採用について。
先般、固定資産税、都市計画税の通知書と納付書が届きました。その中に令和3年3月31日で三菱UFJ銀行は口座振替を除き、三郷市の税料金に係る本・支店窓口での取扱いが終了したことの案内が同封されておりました。また、みずほ銀行は7月23日からATMの利用を除き、三郷支店における法人関係の取扱業務は松戸支店に移管され、それに伴い窓口での税や料金に係る納付書による払い込みができなくなります。三郷市には都内から事業所を移したかたも多く、みずほ銀行は東京都の指定金融機関であることから法人口座も多く、市県民税の納付に関しても戸惑いが見られます。
これらの解決策として、三郷市の税納付に関してはまだ行われおりませんが、ペイジー収納サービスがあります。事業者は公共料金、税などをペイジー対応の金融機関のATMやインターネットバンキングを利用して支払うことができ、即時に支払い情報、消し込み情報が市役所等の収納機関に通知されるサービスです。利用者にとっては、収納窓口以外にもATM、電話、インターネットバンキング等により現金レスでの支払いが可能となり、窓口の営業時間外でも休日・祝日でも支払いが可能になります。請求書・納付書を提示する必要がなく、プライバシーが守られます。
収納機関においては、収納済み情報の入手が即時可能になるため、収納結果をタイムリーに把握でき、これにより無駄な再請求処理なども軽減し、消し込み情報も自動化が可能で事務作業の負担を大幅に軽減することが可能です。また、利用者にとっても支払い手段が広がるため、市長の施政方針にもありますように市民サービスの幅が広げられます。ペイジー収納サービスの採用の可否を伺います。
以上で質問を終わります。

○議長(菊名裕議員) 加藤英泉議員の質問に対する答弁を求めます。
木津雅晟市長。
〔木津雅晟市長 登壇〕

◎市長(木津雅晟) 加藤議員のご質問にお答えいたします。
1、南部開発問題の1、市長の選挙公約についてのア、防災センター・道の駅の誘致について、イ、地域コミュニティの充実について、2、岩野木給食センターの移転については関連がございますので、一括してお答えいたします。
三郷市南部地域拠点整備につきましては、令和2年2月に三郷市南部地域拠点整備基本計画を策定いたしました。南部地域における拠点整備の方針につきましては、今後想定される災害への対応や地域コミュニティの維持に向けた防災機能の強化や地域交流の推進を図りつつ、三郷南インターチェンジから高谷ジャンクションの開通に伴う交通ネットワークを最大限に生かすための交通拠点の整備及び岩野木学校給食センターの安全・安心の確保のため、学校給食センターの再整備などを推進していくこととしております。
拠点整備に向けた考えといたしましては、導入が必要と考えられる機能が多岐にわたることや、公共施設の配置状況を踏まえ、都市計画道路草加三郷線の整備予定区間周辺を整備予定地1、栄五丁目周辺を整備予定地2、消防南分署周辺を整備予定地3と位置付け、3か所に分散して整備していくこととしております。整備予定地1につきましては、交通拠点機能を導入することとし、ドライバーの休憩施設や産業振興機能、地域交流機能を挙げております。整備予定地2につきましては、複合施設の整備により防災やコミュニティ機能の強化を図ることを想定しております。整備予定地3につきましては、将来的な消防機能の拡充を行うこととしております。
また、岩野木学校給食センターにつきましては老朽化が進み、早急な更新が求められておりますので、災害時の応急給食機能対応を含め、給食センターの再整備に取り組んでまいります。
今後の南部拠点整備につきましては、都市計画道路草加三郷線の整備を進めるとともに、引き続き複合施設の整備用地の確保に向けて取り組んでまいります。
次に、2、北部開発問題についての1、スマートICフル規格の開通及び仮称三郷流山橋開通に伴う開発についてのア、道の駅設置について及び職住接近の産業の育成についてお答えをし、他につきましては担当部長をして答弁いたさせます。
仮称三郷流山橋は平成30年7月に有料道路事業として国に許可をいただき、令和5年春の供用に向け埼玉県道路公社にて整備を進めているところでございます。三郷料金所スマートインターチェンジのフルインター化につきましても令和2年10月に国から新規事業化箇所として採択され、早期の供用を目指し用地取得を進めるとともに、本年度からアクセス道路の工事に着手する予定となっております。
また、三郷料金所スマートインターチェンジ周辺の土地利用につきましては道路の整備による交通利便性を活用し、産業機能の集積を図る産業拠点の形成を目指し、地元との意見交換や調整を図りながら進めてまいります。
道の駅設置につきましても、地域の方々と意見交換する中で必要に応じ検討してまいりたいと考えております。
次に、2、職住接近の産業の育成につきましては、これまで総合計画の将来都市像に基づき拠点の形成を図り、市内で生活し、市内で働けるまちづくりを目指して取り組んでまいりました。今後も、産業拠点において広域交通の利便性を生かし、本市の経済の支えとなる業務、流通、工業機能を中心とした土地利用の形成を図り、また三郷市産農産物を市内での消費が促進されるよう農業経営者の継続に向けた施策を推進し、地域経済の活性化につなげていきたいと考えております。引き続き、住環境の整備や産業の振興を図り、「人にも企業にも選ばれる魅力的なまち」を目指してまちづくりを推進してまいります。
次に、4、新型コロナウイルス問題の2、タクシー券の配布についてお答えいたします。
新型コロナウイルスワクチン接種につきましては現在、三郷市勤労者体育館において集団接種を実施しておりまして、会場にお越しになる際は家族などによる送迎やご自身の車を運転してご来場されるかたが多い一方、バスやタクシーを利用されるかたもおられることは認識しているところでございます。
接種会場につきましては、高齢者のかたが身近な場所で接種を受けることができるよう、地域の医療機関での個人接種が今月7日から順次開始されております。さらに、集団接種につきましては今月12日から瑞沼市民センター、23日から鷹野文化センターを新たに集団接種会場として開設し、合計3か所で実施する予定でございます。今後におきましても、引き続きワクチン接種を希望するかたが安全かつ円滑に接種できる体制の整備に努めてまいります。
次に、5、納税問題の総論についてお答えし、詳細については担当部長をして答弁いたさせます。
本市における市税等の納付方法につきましては、金融機関での窓口納付、口座振替、コンビニエンスストアでの納付のほか平成22年度からインターネットバンキングに対応したモバイルレジサービスを開始し、令和元年度からは一部の税目について国が主導している地方税共通納税システムが利用可能となっております。モバイルレジサービスにつきましては、金融機関の窓口やコンビニエンスストアのレジに行かなくても、携帯電話やスマートフォンを操作するだけで納付でき、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛中でも自宅で市税等を納めることができるサービスでございます。年々利用者が増加しており、令和2年度におきましては利用件数、納付額が前年の約2倍となり、多くのかたに利用していただいております。引き続き、納税者等の利便性の向上の観点からペイジー収納サービスを含めたチャンネルの拡大やキャッシュレス決済の推進に向けて検討してまいります。

○議長(菊名裕議員) 加藤英泉議員の質問に対する答弁の一部を残して暫時休憩いたします。

△休憩 午前10時55分

△再開 午前11時10分

○議長(菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
加藤英泉議員の質問に対する答弁を求めます。
相馬喜一建設部長。
〔相馬喜一建設部長 登壇〕

◎建設部長(相馬喜一) 私からは、2、北部開発問題、1、スマートインターチェンジフル規格の開通及び仮称三郷流山橋開通に伴う開発について、イ、小谷堀橋の架け替え又は歩道の整備につきましてお答えいたします。
一級河川大場川に架かる小谷堀橋は、暮らしを支え地域をつなぐ橋として昭和30年に建設され、主要地方道越谷流山線として県が管理する橋梁でございます。今後、三郷料金所スマートインターチェンジの整備によりまして道路交通の利便性が更に向上することで、小谷堀橋周辺の交通量も変化するものと思われます。
現在、小谷堀橋にはグリーンベルトによる歩道が設置されておりますが、歩行者への安全対策が十分に図られておらず、また老朽化した小谷堀橋の架け替え整備の必要性につきましても十分に認識しているところでございます。そのため、毎年、県に対しまして小谷堀橋の架け替え整備を要望しているところでございます。
県に、現在の進捗状況を確認しましたところ、小谷堀橋の拡幅部分に伴う道路用地のほか、架け替え工事の際に県道越谷流山線の通行止めを行わないよう、一時的に仮橋を設置して県道を迂回させるために必要となる道路用地などにつきまして、順次用地買収や借地の手続を進めていると伺っております。
今後、三郷料金所スマートインターチェンジのフルインター化や仮称三郷流山橋の開通により新たな道路交通網が形成されるため、引き続き県に対しまして小谷堀橋の架け替え整備を早期に実施していただけるよう要望してまいりたいと存じます。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 島村徹総務部長。
〔島村 徹総務部長 登壇〕

◎総務部長(島村徹) 私からは、3、広報問題、1、デジタルサイネージの移設についてお答えいたします。
デジタルサイネージは、限られたスペースにおいて多くの情報をリアルタイムで表示でき、更に表示する時間帯や期限も指定できることから、従来の紙ポスターと比べ、提供する情報量の増大や掲示に係る労力の削減など多くの利点がある大変有効な情報配信手段だと認識しております。
本市におきましては、本庁舎や健康福祉会館のほか複数箇所に設置し、市政情報やPR動画の上映、路線バスの時刻表などの情報発信を行い、有効に活用しているところでございます。また、多くのかたが行きかうJR三郷駅、新三郷駅、つくばエクスプレス三郷中央駅の市内3駅にあるデジタルサイネージにつきましては、平成30年12月18日に民間事業者と官民協働協定を締結して三郷市のPR画像を流すとともに、閲覧したかたの年齢層や居住地、駅までの交通手段などのアンケート調査を実施し、有効性について社会実験を実施しているところでございます。
今後の展開につきましては、本格運用に向け道路法や屋外広告物条例など関連法令に基づく関係機関との協議、議員ご指摘の設置場所やモニターの大きさ等の機器更新の検討、アンケート調査結果を踏まえた提供する情報の精査を行い、より利便性を高めることができるよう検討を進めるとともに、効果的・戦略的に三郷市の魅力等の情報発信に努めてまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 益子敏幸スポーツ健康部長。
〔益子敏幸スポーツ健康部長 登壇〕

◎スポーツ健康部長(益子敏幸) 加藤議員ご質問の4、新型コロナウイルス問題の1、予防接種についてお答えいたします。
市では、65歳以上の高齢者のかたへのワクチン接種の予約を4月30日から開始をいたしたところ、インターネット・電話ともに早期に予約が完了し、多くの市民に次の予約をお待ちいただくなど、ご不便をおかけする状況となりました。
このようなことから、接種を希望する市民の期待に応えるため、また接種を速やかに進めるため、議員からもございましたとおり電話回線を増やすなど、様々な工夫を講じ予約をお受けしているところでございます。
議員ご質問の高齢者のかたの接種を7月末までに完了することにつきましては、今後新たに接種を開始する2か所の集団接種会場と市内医療機関における個別接種により一層接種を加速させられるものと想定しており、7月末には接種を希望する高齢者のワクチン接種が完了できるよう取り組んでまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 平川俊之財務部長。
〔平川俊之財務部長 登壇〕

◎財務部長(平川俊之) 加藤議員のご質問のうち、5、納税問題の1、ペイジー(Pay-easy)収納サービスの採用についての詳細についてお答えいたします。
ペイジー収納サービスとは、税金などの納付書を用いてペイジー対応の金融機関のATMやインターネットバンキングなどから納付ができるサービスでございます。金融機関のATMで納付書を自動で読み取り、または納付書に記載されている収納機関番号など必要項目を入力し、現金またはキャッシュカードを利用してATMから納付することができます。
現在、本市ではペイジー収納サービスを導入しておりませんが、導入に向けては基幹システム及び既存の収納システムの改修、市税等の納付書様式の変更など多くの課題がございます。また、令和5年度からは国が主導している地方税共通納税システムの取扱い税目及び収納チャンネルが拡大される予定でございます。その中には、現行のペイジー収納サービスの機能と同じような収納方法の導入が検討されていることから、本市がペイジー収納サービス導入に向けて検討をする際にはシステム改修費用が重複しないよう、また国のシステムといかに連動させるか等について十分な検討が必要でございます。
本市におきましては、既存のモバイルレジサービスのシステムを活用することで市税等の納付にキャッシュレス決済等の追加が可能でございます。今後、納税者等の利便性の向上のため、また収納率への効果や費用対効果なども踏まえてスマートフォンアプリを利用した非接触型の収納チャンネルの追加や地方税共通納税システム機能拡大への対応など、よりよい納付方法の在り方について検討を進めてまいります。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 加藤英泉議員。
〔17番 加藤英泉議員 登壇〕

◆17番(加藤英泉議員) それぞれご答弁ありがとうございました。
なかなか前へ進まないなというような状況のご答弁であったかなと思います。南部開発につきましては、令和2年、令和3年と市長の施政方針の中にも示されております。しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。ただ、その中で岩野木の給食センターにつきましては私、先ほど小型哺乳類動物ということで優しい言葉で申し上げましたけれども、大変な動物でございますので、是非その害が出ないように早めの給食センターの移転を計画をしていただきたいというふうに思います。
それから、北部の開発問題につきましても市長のほうからもご答弁ありました。松伏町におきましては、先般の町長選におきましては道の駅の問題で争っていたということもありますけれども、是非、市長も道の駅やるよということで言っていただければ気が楽になるんだろうなと思いますけれども、ちょっと遠回しの表現で言われておりましたけれども、是非とも市民のために実現を進めていただきたいなというふうに思います。
それから、北部開発の中の小谷堀橋につきましては昭和30年ということで、もう65年たっているんですね。そのようなことで、こちらもやはり架け替えは喫緊だというふうに思いますので、是非進めていただきたいというふうに思います。
あと、新型コロナウイルス問題ですけれども、順調に進んでおられるということでございます。改善してよくなったんだろうなというふうに思います。大変ご努力には感謝したいというふうに思います。
その中の今般の議案の中で、補正予算の中で出されておりました市民への経済対策及びワクチン接種勧奨のために飲食補助クーポン券の配布につきまして12万4,000人分が用意されているということでありますけれども、ワクチン接種も約3割のかたがやらないよというかたがおられるというふうに伝わってきておりますけれども、これにつきましてクーポン券が余ってきてしまうと思います。5、6千万余ってしまうのではないかと思います。この経済対策面からしますと、この目的にはちょっと反してくるんじゃないかなというふうに思います。財源は税金でありますので、税の公平性から全員平等に配布すべきものだと思います。お考えを改めてみてはどうか思います。
また、飲食店につきましては様々な補助金がこれまで投入されてきておりますので、対象を広げて市内の全産業の登録店で使用できるクーポン券であってもよかったのではないかなというふうな思いもしております。是非、これから参考にしていただければと思います。
それから、最後に納税問題ですけれども、いろいろ地方税の納税システム等、これからできてくると。それから、三郷市としても支払い方法がいろいろあるということでご説明いただきました。その中で市税の納付書、こちらにはバーコードが付いていて自動車税とか、あるいは固定資産税ですね。そういうものの納付書にはバーコードが付いていて30万円まではコンビニでも納付できるよという説明をお聞きしておりました。ただ、1点、残念ながら市県民税の納付書にはバーコードが付いておりません。これをどういうふうにされるのか、最後にご答弁をお願いしたいと思います。

○議長(菊名裕議員) 加藤英泉議員の2問目に対する答弁を求めます。
平川俊之財務部長。
〔平川俊之財務部長 登壇〕

◎財務部長(平川俊之) 再度のご質問にお答えをいたします。
市県民税の納付書にバーコードが付いてないということで、その辺の対応については今後どうするのかというようなご質問であったかと存じます。
この件に関しましては、今後本庁のシステム改修等を予定しておりますので、その中で併せて検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(菊名裕議員) 以上で加藤英泉議員の質問を終わります。
-----------------------------------

関連記事

  1. 2020年12月議会一般質問議会-加藤英泉

  2. 2019年12月議会一般質問議会-加藤英泉

  3. 2023年6月議会一般質問議会-加藤英泉

  4. 2017年12月議会一般質問-加藤英泉

  5. 2022年9月議会一般質問議会-加藤英泉

  6. 2023年9月議会一般質問議会-加藤英泉