2021年3月議会一般質問議会-加藤英泉

1交通問題
1.大型車の通行規制について
ア.早稲田中央通りの現状について
イ.江戸川堤防沿い下の道路について

2運動施設問題
1.総合体育館について
ア.管理状況について
イ.利用制限について
2.スカイパークについて

3下水道問題
1.普及率について
2.調整区域の下水道の普及について

4入札問題
1.入札件数に対する落札率等について
2.市内事業者への配慮について
3.何故繰越明許案件が多いのか

◆17番(加藤英泉議員) それでは質問をさせていただきます。
今回は、市民の皆様から寄せられました事案を中心に質問をさせていただきます。
1、交通問題、1、大型車の通行規制について。
交通の利便性の向上とともに、市内の幹線道路は大型車の通行が頻繁になり、現在、進められているスマートインターチェンジのフルインター化、(仮称)三郷流山橋の開通により、さらに大型車の通行が激しくなることで、渋滞や市内における交通事故の多発が危惧されるところであります。
そこで、ア、早稲田中央通りの現状について。
近年、主要地方道三郷松伏線は、幸房と早稲田八丁目間で渋滞が頻繁に起きており、そのため大型車はバイパス代わりに三郷松伏線と越谷流山線が交差する早稲田八丁目から、越谷流山線の早稲田七丁目交差点を右折し、早稲田団地の真ん中の早稲田中央通りを南下、草加流山線の三郷駅北口交差点を右折するルートの通行が増加の一途となってきております。
大型車の中でもダンプカーが3分の2を占め、三郷駅北口交差点で草加方面の右折ラインに4台以上連なりますと、直進車両は左折車との間に挟まれ、先にも進めないほどの危険な状況となります。
早稲田団地ができた頃の早稲田中央通りは、静かな生活を保証するとかで、大型車の通行はバスを除いて規制されていたと記憶しておりますが、安全と安寧秩序を守るため、ぜひとも大型車通行止めの規制をかけ、看板等で周知を図っていただきたいと要望いたします。
イ、江戸川堤防沿い下の道路について。
江戸川堤防沿い下の道路は、横堀橋以外は信号がないため、標識にある速度をはるかに超えるスピードで通行する車両がほとんどで、安全運転を心がけてほしいところであります。法定速度を超えて通行する車両も問題ですが、最も問題なのは大型車の通行です。
この道路は、葛飾橋方面から土手沿いを北上し、武蔵野線下のガードを越えるまではいいのですが、次の流山橋西側下のガードは高さもなく、幅が狭いにもかかわらず、大型車が通行してくるため、ガードで足止めされ、後続車両が数珠つなぎになる事態が頻繁に発生しております。
この堤防下の道路の通行を規制するためには、葛飾橋方面から来る車両を小向の信号で左折させ、高須大入で県道の三郷松伏線に誘導するよう、都県境から小向の信号まで数本の看板等でしつこいくらい告知する必要があるかと思います。これについてもぜひ徹底していただくよう要望させていただきます。
次に、2、運動施設問題、1、総合体育館について。
総合体育館のトレーニングルームに通っていた人からの声をお届けします。
ア、管理状況について。
去る2月23日、夕方5時過ぎに総合体育館を見にいきましたら、人影が見受けられないのに、照明がふだんと変わらず、こうこうとついていました。コロナ禍において使用できないはずなのに、何と無駄なことをしているのかと思いましたが、調べましたら、3か月前に予約した団体に限り使用できることになっているということですが、何も人がいないようなときにまで照明をフルに点灯しておく必要があるのかどうなのか。税金をともしているわけですので、世間並みに節電に心がけるべきと思います。
イ、利用制限について。
ふだんは健康のために総合体育館のトレーニングルームで汗を流していたが、今はジョギングしかない。3か月前の予約といえども、クラスター感染を心配しながら団体に貸すのであれば、利用制限をしないでトレーニングルームも他の施設並みの50%程度の人数制限をしてもよいので使用させてほしいという声をいただいております。
3月5日付で新型コロナウイルスの感染拡大防止のための措置として、公共施設の利用制限の再延長について報告がありましたが、民間ではトレーニングジムを人数制限し、利用者と器具の消毒、それと換気を徹底しながら経営しているジムもあり、消毒と換気の問題だけでこれらを徹底すれば、コロナ感染防止はクリアできるのではないかと思います。感染した場合は自己責任であることも徹底して、健康維持を優先し、利用制限を解除していただくことを要望いたします。
公務員は最大のサービス業です。民間のトレーニングジムの同業者を見習い、担当者には消毒を徹底して利用できるよう取り計らっていただきたいと思います。
2、三郷スカイパークについて。
三郷市文化振興公社が新たに三郷スカイパークと三郷市陸上競技場のスポーツ施設運営管理事業の指定管理者になります。
三郷スカイパーク管理事業の施設管理委託料の推移を見ますと、令和元年度決算では、委託料は2,354万4,000円、令和2年度予算が2,750万円、令和3年度予算では3,597万円となっています。議案調査の結果、委託料は令和2年度同様、2,750万円ということが分かりましたが、管理者が変われども内容が同じであれば、誤解を招かないよう予算書の記載を簡素化しないで前年同様の記載とするとか、注釈を付けるよう改善すべきだと思います。
3、下水道問題。
河川の汚染の原因は70%が家庭排水だと言われておりますが、三郷市においては、毎年度大きな予算を投入し、下水道工事が行われており、その甲斐あって市内の河川や用水は確実に浄化されてきております。
一方、下水の普及とともに、下水管の老朽化や地震対策など、下水管の敷設替えや耐震管への移行、下水道事業経営の問題等など、課題は尽きることはないと思います。そこで次の2点についてお尋ねいたします。
1、普及率について。
下水道の現在の普及率は、15日の建設水道常任委員会の報告にありましたように、普及率は83.8%、水洗化率は88.7%ということでしたが、それでは普及率はどんな基準をもって計算されているのか。世帯数なのか、人口数なのかをお尋ねいたします。
2、調整区域の下水道の普及について。
下水道は市街化区域のみの整備となっておりますが、市街化調整区域においての開発や既存の住宅地においては、浄化槽から用水や水路への下水の流入で、一部では浄化槽の浄化不足で、用水や水路から異臭や悪臭、虫の発生等があり、特に田んぼに水が入らない秋から春にかけての半年の間はひどい状況になる場合もあると言います。
下水道の普及率もかなり高くなってきており、市街化調整区域においても住宅密集地や家屋が連なっているような配管工事が効率よく施工できる地域においては、下水道の整備を進めていってもよいのではないかと考えます。
また、すぐに実現に至らずとも、およそ何年後には整備が考えられるという下水道経営の長期経営のようなものがおありだと思いますが、計画はどうなっているのか、お尋ねいたします。
4、入札問題、1、入札件数に対する落札率等について。
この3月議会の補正予算の中で、庁舎管理事業である庁舎耐震工事の入札が不備に終わったとかで、2億3,000万円余りの工事が廃止になりました。金額よりも職員の過半が働く建物の不足する耐震を補うための工事であるにも関わらず、それが一時的にせよ廃止してしまうこと自体が問題ですが、このように入札の不調が増えていると聞き及んでおります。
そこで、まずお聞きいたします。年度件数、年間件数のどちらでも結構ですが、入札件数が何件あって、不調件数は一体何件あるのか。
次に、首都圏直下型地震が予想される中、14万市民の生命・財産・安心・安全を守る司令塔が置かれる庁舎の急務な耐震工事であるのに、その入札の不調は何が原因なのか。一部では入札価格が安いというようなことを聞いておりますが、工事等の単価を考えた場合、県内の各市町村の場合は県の単価を基準にしているとのことですが、県の単価は民間と比べても2、3割高いものと聞いております。
そこでお聞きします。私も工事見積りをもらう機会がありますが、民間の1人当たりの人件費は2万5,000円程度というところだと思いますが、市としては人件費を1人幾らで提示しているのか。
また、材料の仕入原価は民間も役所の工事業者も同じですから、公共事業の利益は民間よりも2、3割多いと思います。応札に参加、あるいは工事をした業者は役所の工事は安い、もうからないというようなことを言っているということですが、役所の仕事は赤字になる発注はしないはずですし、普通に図面どおりに仕事をしていれば絶対もうかるはずだと思います。何か外部要因が厳然とあるのではないか。入札の正常化、究明は市自体の仕事であります。
入札に関連して、マスコミで連日のように報じられておりますように、国会では官と業の不適切な関係が次々と明るみに出ております。高額の接待によって行政が歪められることがなかったか、政府は調査を徹底すべきと読売新聞は訴えております。
市民からもこのような不適切なことが三郷市においてはどうなのかと尋ねられます。この際ですから、三郷市においては、議員もそうですが、市長、副市長をはじめ、職員に至るまで、市民から疑念を抱かれないよう厳に慎もうではありませんか。
2、市内事業者への配慮について。
入札業者にはA、B、C、Dのランク付けがなされているということですが、それではAからDまでのランク付けの基準や資格について、また、それぞれ何社ずつランクインされていて、市内の業者の落札に占める割合はどうなっているのか、お尋ねいたします。
先日、江戸川区の区長がコロナ禍に関連した臨時予算52億円に関して、「区内の業者に行き渡るよう発注させていただきます」と明言した場面がありました。足立区においても区内の業者が優先されております。コロナ禍のときです。三郷市においても市内業者を優先し、第1次入札は市内業者のみ、応札のない、また落札がなかった案件については、第2次でオープンに入札を行えばよいのではないかと思います。
こうすることによって、市内に仕事量が多く配分されて、結果的に自主財源を掲げている三郷市に税金として戻ってきます。そして大事なことは、市内業者を育てること。特に、なぜか減少している建設業者の育成は喫緊の課題ではないかと思います。
3、何故繰越明許案件が多いのか。
補正予算においての案件ですが、この質問については委員会において詳しい説明がありましたので、改めて問わないことといたします。ただ、年度末で終結するような予算編成や工事体制の工夫、その指導等は考える必要があると思います。
以上で質問を終わります。

○議長(菊名裕議員) 加藤英泉議員の質問に対する答弁を残して、暫時休憩いたします。

△休憩 午前11時54分

△再開 午後1時00分

○副議長(村上香代子議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
加藤英泉議員の質問に対する答弁を求めます。
小菅貴治市民経済部長。
〔小菅貴治市民経済部長 登壇〕

◎市民経済部長(小菅貴治) 加藤議員の1、交通問題、1、大型車の通行規制についてにつきまして、順次お答えいたします。
初めに、ア、早稲田中央通りの現状についてでございますが、吉川警察署に早稲田中央通り市道0106号線の交通規制状況を確認しましたところ、大型自動車等に対する交通規制は設けていないが、早稲田中央通りからそれぞれ1本東西にある市道1430号線、1432号線は特定中型貨物自動車や大型貨物自動車などに対する大型自動車等通行止めの交通規制を設けているとのことでした。
大型自動車等の早稲田中央通りへの侵入は、県道三郷松伏線を南下する際、同県道の渋滞回避のための通り抜けとして利用されているものと推測しているところでございます。
早稲田中央通りに侵入する大型自動車等への規制につきましては、現地の状況把握を含め、効果的な対策などを吉川警察署へ相談してまいります。
次に、イ、江戸川堤防沿い下の道路についてでございますが、江戸川堤防沿い下の道路の最南端、市道0221号線の小向交差点を現場確認したところ、特定中型貨物自動車や大型貨物自動車に加え、大型乗用自動車も規制する標識が設置され、大型自動車等の交通規制がされている道路でございます。
しかし、議員ご指摘のとおり、大型自動車等が三郷駅東側の武蔵野線高架下及び流山橋高架下を通行できず、立ち往生し渋滞を発生させている現状にあることは認識しているところでございます。
市といたしましては、三郷駅方面に向かう江戸川堤防沿い下の道路に、高さや横幅制限の標識や看板などを設置し、大型自動車等の通行や高架下への直進を防ぐよう、注意喚起を図っているところでございます。
今後につきましては、小向交差点に大型自動車等の侵入を防ぐ注意喚起看板を設置するとともに、吉川警察署を含め関係部局と連携した上で効果的な対応を検討してまいります。
以上でございます。

○副議長(村上香代子議員) 森里美スポーツ健康部長。
〔森 里美スポーツ健康部長 登壇〕

◎スポーツ健康部長(森里美) 加藤議員の質問に順次お答えいたします。
初めに、2、運動施設問題の1、総合体育館についてのア、管理状況について及びイ、利用制限については関連がございますので、一括してお答えいたします。
総合体育館につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、また、緊急事態宣言が発出されたことにより、三郷市新型コロナウイルス対策本部会議において決定した事項に基づき、現在、利用制限をしているところでございます。
ただし、屋内施設については12月25日までに施設利用の予約をいただいたかたにつきましては利用可能としておりまして、1階のメインアリーナにつきましては最大100人まで、2階の観客席につきましては通常の半分の席数までという利用制限の下、ご利用いただいております。
なお、夜間のご利用につきましては、新規利用予約の受付を中止しているところでございますが、12月25日以前の予約利用者もいることから、一定の稼働率がございます。
また、トレーニング室につきましては、他の館内施設と比べて密になる可能性が高いことなどが考えられることから、新型コロナウイルス感染拡大の防止により一般開放の利用を中止とさせていただいております。
次に、2のスカイパークについてでございますが、令和2年度と令和3年度における委託料の増額につきましては、令和2年度は芝刈りや清掃などの施設維持管理業務や利用者対応、駐車場管理などの施設運営業務を委託料として支出しているところでございます。
これに対し、令和3年度からは、三郷市文化振興公社が指定管理者となり、施設管理を包括的に委ねることになるため、これまでの委託料のほかに、電気・水道などの光熱費や草刈り機・遊具などの保守点検業務委託費など、都市公園等維持管理事業で予算措置していたものを合算した上で、12節の委託料において指定管理料として予算計上したことにより、費用が増加しているものでございます。
これまでと同様の記載内容ににつきましては、施設管理を包括的に委ねるため、指定管理料として予算をまとめる必要があると認識しているところでございます。
以上でございます。

○副議長(村上香代子議員) 長本俊也建設部長。
〔長本俊也建設部長 登壇〕

◎建設部長(長本俊也) 私からは、3、下水道問題についてお答えいたします。
初めに、1、普及率についてでございますが、三郷市の公共下水道事業は、快適で良好な生活環境の創出と公共用水域の水質保全などの環境整備に対する役割を目的として、昭和50年に事業を着手し、約360キロメートルの汚水管渠を敷設し、約1,300ヘクタールにつきまして整備を実施してまいりました。
現在、高州や栄地区などを中心といたしまして、下流側から計画的に下水道整備を実施しておりますが、今後も引き続き、幸房、新和、谷口地区などにつきまして整備を進めていく予定でございます。
議員ご質問の普及率でございますが、普及率は、市街化区域及び市街化調整区域を含めた三郷市全体の行政人口約14万人に対しまして、下水道整備が完了し、公共下水道が利用可能となったかたに対する割合でございます。
令和2年4月1日現在における三郷市の普及率は83.8%でございますが、埼玉県全体の普及率と比較いたしますと、1.9%ほど上回っております。
続きまして、2、調整区域の下水道の普及についてお答えいたします。
三郷市の公共下水道事業は、これまで市街化区域について計画的に整備を実施してまいりましたが、令和3年で事業開始してから約45年が経過するため、早期に整備した下水道管渠につきましては、耐用年数と言われております50年を迎えつつございます。
今後は、耐用年数を迎える下水道管渠等がさらに増加することが予想されておりますが、老朽化により道路陥没等の発生を未然に防止することや、計画的に維持補修を実施することで、急激な財政負担の平準化を図るため、本年度からストックマネジメント計画の策定にも着手しております。
また、近年は大型地震が多く発生しておりますが、公共下水道は災害時においても重要なライフラインであるため、災害時に備えた耐震化対策も重要でございます。そのため、災害が発生した場合でも下水道の流下機能を保持できるよう、特に重要な幹線管渠などにつきましては、大型地震に対処した耐震化対策が必要なため、昨年度から早稲田幹線の耐震化工事にも着手しております。
今後、市街化区域内の整備につきましては、おおむね10年程度で完了する予定でございますが、その後は耐震化工事や維持補修工事を継続して実施していくための財源確保が課題となっております。
ご質問の市街化調整区域の下水道整備につきましては、三郷市国土強靭化地域計画による災害時における下水道施設のリスク対策のほか、今後、策定を予定しております三郷市公共下水道事業中期経営計画において、耐震化工事や維持補修工事等に係る経費を踏まえながら、今後も公共下水道事業が持続的で安定的な経営を維持していくために必要となる財源確保などと併せて検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。

○副議長(村上香代子議員) 平川俊之財務部長。
〔平川俊之財務部長 登壇〕

◎財務部長(平川俊之) 加藤議員のご質問のうち、4、入札問題について順次お答えいたします。
初めに、1、入札件数に対する落札率等についてでございますが、令和2年度の建設工事の入札執行件数は74件、うち、落札件数は70件、不調件数は4件、入札執行件数に対する落札率は94.6%でございます。
不調となりました案件とその理由でございますが、2度の入札において不調となった三郷市役所本庁舎耐震補強工事(内部)につきましては、職員が日中の業務を行っている中での工事になること、さらに平日夜間や休日の作業が発生することによる人件費等の積算額の相違や、工期が長期間にわたるため人員の確保が困難であることが主な理由と考えられます。
三郷市立立花小学校大規模改修工事、吹上小学校プール改修工事につきましては、施工方法や使用材料等において入札参加事業者とのそごがあったことが主な理由でございますが、仕様書の見直しを行った結果、再入札において落札となっております。
労務単価につきましては、工事により異なりますが、県の労務単価に基づき、工事担当課において適切に設計しているものと認識しております。
次に、2、市内事業者への配慮についてでございますが、業者選定におきましては、市内業者の育成に配慮することが定められた三郷市建設工事請負等業者選定要綱に基づき、選定を行っております。
また、建設業法第27条の23に規定する経営事項審査の総合評定値により事業者の格付を行い、工事の規模に応じて選定すべき事業者数とランクを定め、広く事業者を選定しているところでございます。ランクごとの業者数でございますが、Aランク6社、Bランク33社、Cランク33社、Dランク12社でございます。
なお、格付を行っている工事の種類は土木工事、建築工事、管工事、舗装工事の4つとなり、入札を執行いたしました対象工事のうち、市内業者の占める割合は89.29%となっております。入札においても市内事業者の育成の観点から下請負人を選定するに当たっては、市内事業者の活用に努めるよう、入札参加事業者に対して文書においてお願いをしているところでございます。
次に、3、何故繰越明許案件が多いのかでございますが、繰越明許につきましては、工事の担当課において様々な理由により判断したものでございますが、地権者との工事に係る調整に、想定していた以上の日数がかかったことなどによる工期の延長や、国庫補助事業につきましては、補助金の交付決定が下半期になることが多く、工事着手の時期が遅れてしまうことなどが一因となっております。
契約担当部署といたしましては、予定される工事の発注見通しの公表を速やかに行うとともに、発注見通しの公表内容の進捗管理を行っているところでございます。
今後も、適正な入札を執行するとともに、市内事業者の育成に努めてまいります。
最後に、先ほどの加藤議員のご質問の中で、市長、副市長、職員は接待を厳に慎むべきとのご発言がございましたが、本市においては接待を受けているようなことはございません。
以上でございます。

○副議長(村上香代子議員) 加藤英泉議員。
〔17番 加藤英泉議員 登壇〕

◆17番(加藤英泉議員) それぞれご答弁ありがとうございました。
答弁の中で、安全ということを市長も訴えておられます。交通の安全につきましては、早稲田の中央通りについては、先ほどありましたけれども、標識が1個だけ付いています。早稲田七丁目から2個目のバス停付近、おっ母さん食品館のちょっと北側だと思いましたけれども、中央通りの両側の部分については、確かに通行止めにはなっていました。ただ、真ん中の通り、肝腎の中央通り、こちらについてはぜひとも吉川警察署に何度も伺っていただいて交渉をしていただいて安全を確保していただきたいと思います。
土手の江戸川の堤防下の通りでありますけれども、何とか葛飾橋から来て、小向の信号から左折するような方法、看板をぜひとも付けていただきたいと思います。
総合体育館の件につきましては、昨日のニュースでも、いよいよ菅総理大臣が緊急非常事態宣言を解除するというような方向で考えているようなことを言っていました。ぜひともその際には早急に三郷市も対応していただいて、総合体育館等が安全に使えるように配慮をいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
下水道のほうは順調に来ているというようなところだと思いますけれども、ぜひ早めに調整区域においても計画をお願いしたいというふうに思います。
入札につきましては、業者も思ったよりA、B、C、Dのランクの会社は少なくなっているなというふうに思います。ぜひ市内の業者に仕事をしていただいて、市内に税金を納めていただくと、これを繰り返すことが大事ではないかと思います。ひとつ業者の育成についてもぜひやっていきたいなと、そういうふうに思いますので、よろしくお願いします。
以上で質問を終わります。

○副議長(村上香代子議員) 以上で加藤英泉議員の質問を終わります。

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